村上龍「朝青龍や赤城氏の処分に違和感」

朝青龍が謹慎処分をくらうきっかけとなったのは、モンゴルで中田ヒデが主催したサッカー大会。村上龍は中田と親交があるから、現地のサッカー大会がどんな雰囲気だったのかを個人的に知るつてがあるのだろう。モンゴルではスーパーヒーローである朝青龍が、子供達に横綱〜♪と声をかけられてまったく無視というわけにもいかないだろう。

朝青龍の故障は、腰よりも肘の方が深刻であるらしい。プロの試合だったら、サッカーであっても肘が故障していたら出場はできないだろうが、親善目的のイベント程度ならちょっと運動するぐらいそう問題でもない気はする。

村上龍は、朝青龍が笑顔でプレーしていて不謹慎だったから処罰されたのか? と疑問を投げかけていた。苦悶の表情で草むしりしていれば処罰の対象にはならないのか? と。


元農水大臣の赤城氏の処分については、参院選敗北の責任を取らせるなら自民党をクビにするべきであり、公金の使い道が不適当であるなら議員辞職させるべきとコメントしていた。マスコミは大臣職を辞職するのか更迭するのかをポイントとして報道しており、何が問題なのかについては議論していない。因果関係が全く分からない処分だとして違和感を感じていると。


朝青龍の処分も、赤城氏の処分も、一定のカタルシスはあるが、実質的には何が問題で、何に対する罰なのかという因果関係が明らかではない。私もこれらの処分は信賞必罰という意味での具体的な意味はないように思う。が、そこは政治だとか人気商売だから、しみ 化粧品の因果関係がどうのこうのということよりも、ニュースを聞くみなさまが爽快な思いをするかどうかの方が重要だろう。
つまりは、人を憎んで罪を憎まずということなのではないだろうか。
人間とは、つくづく感情の生き物だから。